プリンタの[品質]メニューには、9 種類の[カラーサンプル]値があります。これらの設定は EWS のカラーサンプルページにあります。カラーサンプルのいずれかを選択すると、数百のカラーボックスが複数ページに印刷されます。選択したテーブルに応じて、各ボックスに CMYK または RGB の組み合わせが示されます。ボックスに表示された CMYK または RGB の組み合わせを選択したカラー変換テーブルに通すと各ボックスの実際の色が得られます。
カラーサンプルページを確認して、対応する色に最も近い色のボックスを特定できます。次に、ボックスに表示される色の組み合わせを使用して、ソフトウェアプログラムでオブジェクトの色を変更できます。詳細については、ソフトウェアプログラムのヘルプの項を参照してください。[手動カラー補正]は特定オブジェクトに対してカラー変換テーブルを選択して使用する際に必要です。
特定カラーの一致の問題を解決するためにどのカラーサンプルセットを選択するかは、以下の点によって異なります。
- 使用するカラー補正の設定(自動、オフ、手動)
- 印刷するオブジェクトのタイプ(文字、グラフィックス、イメージ)
- ソフトウェアプログラムでオブジェクトのカラーを指定する方法(RGB または CMYK の組み合わせ)
ソフトウェアプログラムが RGB または CMYK の組み合わせでカラーを指定しない場合、カラーサンプルページは役立ちません。また、カラー管理機能を介してプログラムで指定される RGB または CMYK の組み合わせを調整するソフトウェアプログラムもあります。そのような状況では、印刷された色がカラーサンプルページと厳密には合わない場合があります。